ベナンでの協力隊生活


by ikes12
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ブードゥー教のお祭り

 ベナンでは,毎年1月10日はブードゥー教のお祭りの日と決められていて,祝日になっています。各地でお祭りが行われますが,中でも一番大きなお祭りがウィダで行われると聞いてウィダまで行ってきました。

 ウィダは以前奴隷貿易の中心地で,ここから多くの奴隷がヨーロッパなどに連れていかれました。奴隷を閉じこめておいた部屋や,「忘却の木」と呼ばれるものも残っているそうです(その木のまわりを9回まわらせて故郷を忘れさせるというもの)。ヨーロッパとの交流が盛んであったところだけに,ヨーロッパ風の建築物も多く残っています。

【会場】
b0071421_2317459.jpg お祭りの会場は海の砂浜のようなところで,「帰らずの門」と呼ばれる奴隷貿易の歴史を忘れないために作られたものの目の前で行われました。
 かなりの人が集まっていて,お祭り好きのベナン人はもちろん,白人の観光客もかなり多くいました。

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 これが「帰らずの門」。門には奴隷の人たちが連れて行かれる様子がレリーフされている。

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 この場所から船に乗せられ,奴隷の人たちはヨーロッパなどに無理矢理連れていかれた。


【内容】
 お祭りの内容は,やはりそこはベナン,メインはダンスと音楽で,日本の獅子舞のようなものもあり,中には大きなサボテンを使って痛々しいことをやっている人もいました。いつになったら始まるかも分からず,何気なく始まり,何気なく終わったという感じでした。お偉いさん方が集まり各地の王様も参加していましたが,宗教的なお祭りという感じはそれほどなく,一つのイベントという感じでした。
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【ブードゥー教】
 ブードゥー教はベナン人の50%ぐらいの人が信仰していると聞いていましたが,実際のところはどうか分かりません。自分のまわりにいるベナン人はキリスト教徒が多く,その次にイスラム教徒で,ブードゥー教を信仰している人にはこれまで出会ったことがありません。都市部で生活しているせいかもしれませんが,農村部ではもしかするとブードゥー教の人が多くいるのかもしれません。しかし,職場の人に話を聞いてもブードゥー教はあまりよくないという答えが返ってきます。その理由は,ブードゥー教は自然崇拝で,日本のアニミズムによく似たところがあるのですが,問題なのは「のろい」があるからだそうです。わら人形とかを使って真剣に呪いをかけるようです。


【おまけ】
 話は変わりますが,人が多く集まるところには必ずスリがいると職場の人にも言われています。やはり,この日もその通りで,目の前でスリが警察に取り押さえられその場で手錠をかけられていました。この日,わずか2時間ぐらいの間に,3人のスリが警察に捕まるのを目撃しました。一緒に行った隊員の中にも,ズボンのポケットの中に手を入れられ,危うく携帯をとられそうになったということもありました。油断大敵です。
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by ikes12 | 2007-01-15 23:33